東証、午前終値3万2544円 続落、半導体関連株に売り

 週明け11日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は続落した。取引開始直後は上昇する場面もあったが、下げに転じた。前週末の米国市場で主要な半導体株が下落した流れを受け、東京市場でも半導体製造に関連する銘柄が売られ、全体を押し下げた。前週末終値からの下げ幅は一時、200円に迫った。

 午前終値は前週末終値比62円80銭安の3万2544円04銭。東証株価指数(TOPIX)は2.43ポイント高の2361.45。

 外国為替市場で円高ドル安が進み、企業業績を下振れさせるとの懸念も相場の重しとなった。

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