倉敷路地裏マルシェ@誓願寺門前朝市(令和5年8月12日)~ 平安時代から続くお寺からのおもてなし

令和5年8月12日に、倉敷市美観地区に鎮座する誓願寺において、「倉敷路地裏マルシェ@誓願寺門前朝市」が開催されました。

歴史のある誓願寺で初めてとなる誓願寺門前朝市

気になったので、そのようすを紹介します。

倉敷路地裏マルシェ@誓願寺門前朝市とは

倉敷路地裏マルシェは、毎週土曜日の午前8時~午後12時まで、倉敷天文台の敷地内で開催されている手作りの朝市です。

その倉敷路地裏マルシェが、令和5年8月には倉敷天文台の敷地から飛びだし、倉敷市美観地区にある「誓願寺門前朝市」として開催されました。

お盆の暑いなかにもかかわらず、たくさんのお店が出店。

おもな出店者さんは次のとおりです。

まさに、「誓願寺門前朝市」

誓願寺の門を覗くと、すでに多くのかたが朝市を楽しんでいました。

このように賑わいのある誓願寺の門前も新鮮です。

▼敷地内では、カレーやラーメン、お菓子などの食べ物、新鮮な野菜などが並びます。

▼誓願寺本堂前には、できたてのオーガニックコーヒー。

▼まさしく門前では、干物のいわしやえび、小魚も販売。

誓願寺門前(本町通り)のようす

▼誓願寺門前の本町通りには、新鮮なフルーツやジュースを扱う果物屋さん。

▼最近では見ることも珍しくなった魚の移動販売車も発見。

新鮮な魚介類や寿司、豆腐なども販売しています。

思わず、握りずしの盛り合わせを購入。

すすめられた“シャコ”ももちろんのこと、すべてのネタがぷりぷりで新鮮

魚屋さんの移動販売車だからこそ、可能にする鮮度なのでしょうね。

▼野菜の販売も充実。ニンニクやししとう。

ほうれん草と思って撮影した雲南百薬(うんなんひゃくやく:別名 おかわかめ)も販売されていました。

栄養満点のスーパーフードなんですね。

ブラジルの国旗がひときわ目立つキッチンカーも発見。

こちらのキッチンカーでは、ブラジル人の女性のかたが販売されています。

ブラジルソーセージを購入しました。

▼きらきらと輝くブラジルソーセージ。

写真で見ても美味しそうですね

加熱や燻製(くんせい)をしない生のままから、その場でソーセージとして仕上げるリングイッサ。

粗びきであり、さっぱりとしたハーブやスパイスでの味付のため、肉のうまみをそのまま味わえます。

誓願寺 鴫谷真策(しぎたに しんさく)住職の想い

▼キッチンカーの前でマルシェのようすを撮影していると、ちょうど誓願寺 鴫谷住職が歩かれている姿もとらえました。

ここで鴫谷住職に、「倉敷路地裏マルシェ@誓願寺門前朝市」について、お聞きしました。

鴫谷(敬称略)──

今日(イベント開催日)はお盆ということもあり、檀家さんのための法要もしています。

寺に来てくれている檀家さんにも楽しんでもらえるんではないかと思い、誓願寺門前朝市をしてみました。

檀家さんだけではなく、地域や観光客のかたにも楽しんでもらえたらいいと思っています。

また今年(2023年)は、倉敷市立倉敷東小学校が創立して150周年なので、地域の子供たちのためにも、令和5年9月23日の秋のお彼岸の時にもマルシェをする予定にしています。

お寺として関係するかたがたが、楽しんでもらえる取り組みもいいと思っています。

おわりに

倉敷市美観地区にある誓願寺で初の試みとなる「倉敷路地裏マルシェ@誓願寺門前朝市」に行ってみました。

お盆の暑いなか、お寺にお参りする檀家さんのために開催された誓願寺門前朝市。

当日は檀家さんだけでなく、地域や観光客のかたがたの多くが誓願寺の山門をくぐり、歴史ある寺とマルシェのコラボレーションを楽しんでいました。

次回の開催日は、令和5年9月23日(秋のお彼岸)を予定されています。

歴史ある誓願寺とマルシェのコラボレーションを楽しんでみてください!

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