坂本龍一 × 高谷史郎(ダムタイプ)、最新にして最後のシアターピース『TIME』が2024年春に日本初上演決定

▲『TIME』世界初演より(2021年、オランダ・アムステルダム)。写真中央は田中泯。©Sanne Peper

坂本龍一と高谷史郎(ダムタイプ)のコラボレーションによる、最新にして最後のシアターピース『TIME』日本初公演の詳細、チケット情報が発表された。

▲坂本龍一 Photo by NEO SORA ©2020 KAB

『TIME』は、坂本龍一が生前本作のために全曲を書き下ろし、コンセプトを立案、生前最後に手掛けたシアターピース。ヴィジュアルデザイン、コンセプトを、坂本と数多くのプロジェクトで創作をともにした高谷史郎(ダムタイプ)が手掛ける。

▲高谷史郎

1999年に東京武道館、大阪城ホールで上演され、約4万枚が即完売した公演『LIFE a ryuichi sakamoto opera 1999』に続く、本作『TIME』では、サウンド、パフォーマンス、インスタレーション、ヴィジュアルアートが劇場空間で融合。その唯一無二の鑑賞体験は、2021年、世界最大級の舞台芸術の祭典『ホランド・フェスティバル』(オランダ・アムステルダム)での世界初演でも、満場のスタンディングオベーションを受け、2024年3月、遂に日本で初めての上演を迎える。

▲田中泯 ©AiriMatsuo

▲宮田まゆみ

▲石原淋

出演には、ダンサー、そして俳優としても国際的に活躍する田中泯。伝統楽器「笙」を国際的に広めた第一人者で、ジョン・ケージ、武満徹など、世界的アーティストの新作初演も手掛けた宮田まゆみ。そして今回の日本初公演では新たに、国内外で多彩な活躍を続けるダンサー石原淋を迎える。

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