児童生徒の意見3900件超 岩手県の次期教育振興計画

 岩手県教育振興基本対策審議会(会長・佐々木修一富士大教授)は8日、盛岡市志家町のサンセール盛岡で本年度第3回会合を開いた。県教委が次期県教育振興計画の策定に向けて児童生徒を対象に実施した意見募集について、3965件が寄せられたと報告した。

 県内の学校に通う小学5年生~高校3年生を対象に7月25日から1カ月間、オンラインのアンケートフォームで実施。回答内訳は小学校1649件、中学校1653件、高校629件、校種未選択34件だった。

 関心を持っているテーマを11項目から選択する問いでは、「将来の夢や進路」が最も多く全体の40.0%に上り、「部活動(クラブ活動)」20.3%、「友だちや友人関係」13.4%、「授業」8.8%、「地域の歴史や文化」6.9%などとなった。

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