上げ馬神事の「廃止」求める署名2万人分提出 海外からも

三重県多度大社の上げ馬神事廃止を求める署名を市民団体が提出しました。

この市民団体ではことし6月から8月末にかけ、趣旨に賛同する署名をネットで集めていました。11日、集まった署名2万人分を三重県の担当者らに提出。中にはアメリカやイギリスなど海外からの署名もあったということです。

桑名市の多度大社で開かれる「上げ馬神事」を巡ってはことし5月、脚を骨折した1頭が殺処分されたことが動物虐待に当たるのではないかとの批判があがり、三重県の教育委員会は8月、多度大社に馬への威嚇行為をやめるよう求める改善勧告を出しています。これを受け、多度大社は年内をめどに壁の高さを低くするなどの改善案をまとめることにしています。

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