『VIVAN』の相関図の人物で最後の登場となった馬場徹のこれまでの仕事ぶり

俳優の堺雅人が主演を務めるTBS日曜劇場「VIVANT(ヴィヴァン)」の第9話が10日に放送され、平均世帯視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)が14.9%でこれまでの番組最高タイを記録した。

放送前には緊急特番「日曜劇場 VIVANT 堺雅人&阿部寛&二宮豪華出演者が総出演!緊急生放送150分SP」を放送し平均世帯視聴率は11.9%を記録した。

17日放送の最終回を残すところとなったが、唯一役名が不明だった俳優の馬場徹が、第9話に初登場。役名がゴビであることが正式に発表され、ドラマ公式サイトにアップされている43人の人物相関図に全キャストの役名がようやくそろった。
参考 https://www.tbs.co.jp/VIVANT_tbs/#stream

国内外で秘密裏に活動する特殊部隊「別班」に所属する主人公・乃木憂助(堺)の活躍を描いたアドベンチャードラマ。第9話では、乃木の実の父親で、テロ組織「テント」の創設者であるノゴーン・ベキ/乃木卓(役所広司、若き日を林遣都)の悲しき過去が明かされた。

馬場は、ベキのもう1人の息子であるノコル(二宮和也)の親友・ゴビとして初登場。ゴビは、莫大な利益を生み出す原料「フローライト(蛍石)」採掘の共同出資者で、ノコルの理解者でもある。

「最終回はフローライトの利権をめぐって壮大な物語が展開されてエンディングに向かうのでは。なので、これまで馬場の役の存在が伏せられていたのでは。いずれにせよ、ゴビは最終回のキーマンなのでは」(芸能記者)

東京生まれの馬場は3歳からサッカーをはじめ、兄と同じくサッカー選手を目標としていたが、小学校の時に大ケガを負って俳優を目指し、小学6年生のときに劇団ひまわりに入団し、中学時代から俳優としてのキャリアをスタート。

2006年に「ミュージカル テニスの王子様」で舞台に初出演。それから8年後の14年放送のTBS系ドラマ「ルーズヴェルト・ゲーム」にて地上波連続ドラマに初出演を果たした。

以後、「99.9-刑事専門弁護士-」(16年)、「陸王」(17年)、「下町ロケット」(18年)、「集団左遷!!」(19年)、「グランメゾン東京」(同)、「天国と地獄~サイコな2人~」(21年)、「TOKYO MER~走る緊急救命室~」(同)、「オールドルーキー」(22年)、「アトムの童」(同)と数多くの日曜劇場に出演している。

最終回での馬場の登場シーンが注目される。

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