10日まで台湾で行われた野球のU―18(18歳以下)W杯で初優勝した日本代表が11日、羽田空港に帰国して記者会見し、小技を駆使する戦術で勝ち抜いた馬淵史郎監督は「違うやり方があったかもしれないが、高校野球代表として世界に通用することを示せた。足の速い選手、守れる選手でどれだけ戦えるか示したかった」と喜びを語った。
8月に全国高校選手権大会を制した慶応(神奈川)からただ一人代表入りした丸田湊斗外野手は日本一に続いて世界一にも輝き「最高の経験をさせてもらって幸せ。密度の濃い夏だったので、まだ一つ一つをかみしめられていない。野球だけでなく一生の友達ができた」と笑顔で語った。