勝みなみが2連覇中の日本女子オープン欠場「米ツアーのシード獲得を」

勝みなみは出場せず(撮影/田辺安啓(JJ))

日本ゴルフ協会(JGA)は11日にリモート会見を行い、主催する「日本シニアオープン」(14日~/石川、能登CC日本海・はまなすコース)、「日本女子オープン」(28日~/福井・芦原GC 海コース)、「日本オープン」(10月12日~/大阪・茨木カンツリー倶楽部西コース)の開催概要を発表した。

日本女子オープンを2連覇中の勝みなみが米女子ツアーのシード獲得に集中するため欠場することも発表。第1回大会から4連覇した樋口久子以来の3連覇挑戦を見送る形となり、「ギリギリまで悩みましたが、USLPGAのシードを獲得するために、そちら(米女子)の試合を選びました。ことしの日本女子オープンが成功することを心より願っております」とビデオメッセージを寄せた。米ツアーからは古江彩佳が2年ぶりにエントリーした。

日本オープンには7月31日時点の世界ランキング100位以内の上位5人の資格で、元世界ランク1位のアダム・スコット(オーストラリア)が2年連続7度目の参戦。「日本オープンは毎回選手たちに本当の試練を与えるセッティングで、ことしの茨木カンツリー倶楽部でも同様だと確信しています」と参戦を心待ちにした。また、宮里優作は特別承認で出場する。

1996年大会の舞台となった茨木カンツリー?楽部では、2011年にリース・ジョーンズ氏による改造が行われてから日本オープン初開催。7番は前のティを使用しても514yd、最大で527ydのパー4となるなど、総距離7315ydでパー70とタフなセッティングで行われる。

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