SixTONES・田中樹と高梨臨が「単身花日」に出演。重岡大毅、新木優子と禁断の四角関係に

SixTONES・田中樹と高梨臨が、テレビ朝日系で10月14日にスタートする連続ドラマ「単身花日」(土曜午後11:00、初回は拡大スペシャル)に出演することが分かった。また、主題歌がジャニーズWESTが歌う新曲「絶体絶命」に決定した。

「単身花日」は、東京で妻と娘と幸せな日々を過ごしていたサラリーマンが、中学時代を過ごした思い出の地・鹿児島に単身赴任し、初恋の人と再会したことで“終わっていなかった初恋”に狂わされていく大人のラブサスペンス。原作はいわしげ孝氏による同名漫画だ。

主人公・桜木舜(重岡大毅)は、ハウスメーカー「サンバスホームハウジング」の営業マン。上司や部下からも信頼され、妻子とも幸せに暮らしていたが、単身赴任することに。そこで、初恋の相手・武田花(新木優子)や、同業他社の営業マンとして働くかつての恋のライバルと再会。東京に残された妻も巻き込んだ、嫉妬や疑心、憎しみが渦巻く四角関係が巻き起こっていく。

田中が演じるのは、舜が再会するかつての恋のライバル・片山直哉。中学時代は舜と共に“2大モテ男”として女子の人気を集めていた片山だが、現在も花とは下の名前で呼び合うほど仲がよく、鹿児島に赴任して花への“ときめき”がよみがえった舜を嫉妬させることになる。

そして、高梨は舜の妻・桜木ゆり子役。舜、そして7歳の娘・花奈と共に幸せな毎日を送っていたが、ある日突然、舜が鹿児島に単身赴任することに。寂しさをこらえて明るく舜を送り出したゆり子だったが、毎日連絡を取り合う中で、舜のわずかな変化に気付く。浮気を疑ったゆり子は、連絡を入れずに鹿児島にやって来るなど、どんどんと行動をエスカレートさせていく。

田中は「『すごくディープなのが来たな!』と思いました。原作を読ませていただいたんですけど、最初は『楽しい漫画だな、なんか懐かしい感覚だな』って、スッと入っていけたんですけど、読み進めれば進めるほど、すごく濃くて! 最初に抱いた“ディープだな”という印象は残りつつも、いろんな部分がミックスされていくような、あまり味わったことのない感覚がしたんです」と、オファー時を振り返りつつ、原作の印象について語る。

自身の役どころについては「一番分かりやすいキャラクターのようで、見えないところにちゃんと心(しん)がある男性だと感じました。二面性じゃないんですけど、視聴者の皆さんには、見えている部分だけでなく、見えないところからも“何か”を感じてもらえるような、魅力的な男性を演じられたらいいなと思っています。まだどう演じようか迷っているところですが、その場の空気感もありますので、家で1人で考えるのではなく、現場で片山という人物をつくり上げていけたら…と思っています」とコメント。

また、重岡との共演には「重岡くんとはライバルという役柄なので、プライベートでもライバルになりきって、できるだけ会話を減らしていこうと思っています(笑)。撮影以外の部分から空気をつくっていきたいので、なんなら現場の入り時間も1時間くらいずらそうかな、と思っているところです(笑)」と冗談を交えて語ると、それを聞いてていた重岡から「絶対にそんなタイプじゃない! さっきも朝早くからものすごい勢いでしゃべりかけてきたし!(笑)」とすかさずツッコミを入れられる一幕も。

一方、高梨も「お話をいただいてから原作を読んだんですが、私がいただいたゆり子という役は髪の毛が短かったんです。私はずっと髪の毛が長かったので、正直、最初は『髪の毛を切りたい! やりたい!』という気持ちが大きかったです(笑)。でも、大人のラブストーリーだと思って読んでいたら、どんどんミステリー要素も出てきて! これをドラマにしたら、すごく新しい作品になりそうだなと思ってワクワクしました」と作品に魅了されたことを明かす。

そして、「ゆり子は、7歳のかわいい娘と、明るくすてきな旦那さんがいて、彼女自身もバリバリ仕事をしているという本当に幸せな女性です。一番普通の感覚をもった女性なので、まともな感じで演じようと思っていたのですが…監督さんとプロデューサーさんに『思いきりやらないと面白くないので、思いっきりやってください』と言われてちょっと思っていたのと違いました(笑)。でもドラマでは、舜と花の関係を探っていく様子も結構強めに描かれているので、今はそこをどうやって面白くしていけるかを考えています」と意気込んでいる。

2人の出演決定を受けて、重岡は「樹はさておき、皆さん『初めまして』なので、早く仲良くなって一緒に頑張っていけたらいいなと思っています。そして、樹と一緒にやれるのも楽しみなんですよ! やっぱり面白いし、勝手なイメージやけど、キレ者というか賢そうな感じもするので」と喜び、新木も「田中さんにはクールなイメージをもっていたんですけど、重岡さんとお話をされている時のお二人の関係性を見て印象が変わりました。このドラマにはシリアスな部分も多いんですが、現場ではみんなで仲良く協力しながら作品を作り上げていけたらいいなと思いました。臨ちゃんとは、以前お仕事でご一緒したので、また共演できてうれしいです。前作でも臨ちゃんに詰められる役だったんですが今回も…(笑)。でも、いろんなシーンでご一緒できそうなので楽しみです」と期待を寄せた。

© 株式会社東京ニュース通信社