重機王・城島茂、解体現場に密着「改めてプロの技はすごい」

普段見ることのない解体の現場に潜入し、その職人技を紹介する番組『解体キングダム』(NHK)。スペシャル版となる9月18日の放送回にTOKIOのリーダー・城島茂が登場、1968年開通の「高速大師橋」の解体に密着する。

左から城島茂、田中道子(C)NHK

今回の解体現場は、東京と神奈川の県境を流れる多摩川にかかる「高速大師橋」。長さ300m・重さ4000tの巨大な橋で1日8万台もの車が通る交通の要衝だ。物流や交通への影響を最小限に食い止めるため、橋を架け替えるリミットはわずか2週間という。

首都高速の1号羽田線が2週間通行止めになるとして、ニュースでも多く取り上げられた同プロジェクトに、自身も重機の免許を持ち「重機王」と称される城島茂と、一級建築士に合格したモデルで俳優の田中道子が密着。のべ100台を超えるカメラでプロジェクトのすべてを記録する。

久々の登場となった城島は、「改めてプロの技はすごいなと、驚きました。高速大師橋は若いころ、川崎大師に初詣にいくとき、いつも使っていた思い出があるのですが、あれだけ大きな橋をスライドさせるってアイデアがすごい」と、職人技に感嘆。

そして、「もちろん最新の重機や道具は使いますが、それを使うのは人間で、技と知恵を絞って、巨大な橋に立ち向かい、解体する。職人さんたちのパワーを改めて教えてもらった現場でした。 人間って本当にすごいですね!」とコメント。この模様は9月18日・夜9時半より放送される。

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