「宮﨑駿は『いいじゃん』と喜んでくれた」ジブリパーク周辺を走る本物そっくりの“ネコバス”お披露目 

(愛知県・大村秀章知事)
「走って動くネコバス。これも世界でここだけ。オンリーワン。多くの皆さんに夢をもって楽しみにしていただきたい」

愛・地球博記念公園の中で今年度中に運行される「APMネコバス」。愛知県は11日、トヨタ自動車など民間企業4社とともに、会見でデザインを公表しました。

「APMネコバス」は、東京オリンピックの会場で移動手段として使われたトヨタの電気自動車をベースにしていて、「となりのトトロ」に登場するネコバスをイメージした装飾が施されています。

(トヨタ自動車・山本圭司シニアフェロー)
「まさに今から動くぞというような生き物感を与えるかが大きな課題でした」
(スタジオジブリ・宮崎吾朗常務取締役)
「宮﨑駿に見せたらなんて言われるだろうと心配だったが、『いいじゃん』と喜んでくれた」

「APMネコバス」の定員は運転士を含む6人で5台が導入され、運行ルートは公園利用客が使わない「外周通路」を活用します。「もののけの里」から「どんどこ森」の周辺まで移動でき、ネコバスそのものがアトラクションのように楽しめるということです。乗車券は公園の中の券売機で販売され、来年3月に本格運行が始まる予定です。

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