沢村一樹の次男・野村康太、ドラマ「転職の魔王様」ゲスト出演

俳優・沢村一樹の次男で、俳優の野村康太が連続ドラマ『転職の魔王様』(カンテレ)の第9話にゲスト出演。洋子(石田ゆり子)の恋人・五十嵐の教え子・藤川孝介を演じる。

ドラマ『転職の魔王様』に出演する俳優・野村康太 (C)カンテレ

9月11日放送の第9話では、転職エージェント『シェパードキャリア』社長の洋子の過去が初めて明かされる。かつて旅行代理店に勤めていた洋子が会社を起ち上げたのは、恋人の五十嵐君雄(金子ノブアキ)が、ある日突然ひきこもりとなったことがきっかけだった。

現在、いわゆる「ひきこもり状態」にある人は推定100万人以上いると言われ、高齢化も進んでいる。一度ひきこもってしまうと、本人も家族も社会から孤立してしまうことが多く、2010年以降は、「8050問題」(高齢者の親と中年のひきこもり)と呼ばれる社会問題が発生。そんなテーマを第9話では真正面から描いている。

五十嵐の元教え子である藤川を演じた野村は、「台本をいただいて初めて読んだとき、気づいたら泣いてしまっていて。とにかく感動しました。そして、今まで自分がお世話になった方々への感謝の気持ちを大切にしようと、改めて思えるような回だと思いました」とコメント。

2022年、読売テレビのドラマ『新・信長公記〜クラスメイトは戦国武将〜』で俳優デビューした野村。まだまだ緊張すると言い、「長台詞を1人であんなに話すのも初めてでしたし、スタジオ撮影も初めてだったので、不安な気持ちと楽しみな気持ちを、どちらも持ちながら撮影に挑みました。ぜひ、僕が演じる藤川の長台詞に注目していただけたらうれしいです」と振りかえった。

そして、「今回、僕はスタジオでの撮影が初めてで、どこにいればいいのかとか戸惑ってたときに、以前、ほかのドラマで共演した藤原大祐くんが声をかけてくれて、いろいろ案内してくれたり、空き時間にはキャストの方々の輪に入れてくれたり、ものすごく助けてくれました」と、大学生アルバイト・犬飼役の藤原への感謝も。同ドラマは9月11日・夜10時から放送される。

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