のり面一部が崩れた「盛り土」を広島県が調査

のり面の一部が崩れるなど問題が指摘されている広島市安佐南区の「盛り土」を巡り、県が安全性を確かめるための現地調査が2023年9月11日から始まりました。

「盛り土」があるのは、広島市安佐南区上安町の産業廃棄物処分場の南側です。2021年、県が主体となって調べたところのり面の一部が崩れていることなどが確認されました。広島県は安全性を確かめるため、きょうから調査を始め「盛り土」の深さや硬さを調べる位置を決めるなどしました。

■広島県 森林保全課 小笠原 貞夫 治山担当監

「この盛り土の安定度をしっかりと調べることによって 地域住民の皆様の安全安心をはかっていく、それが一番の目的です」

調査は2024年3月までを予定しています。土壌の性質を調べるほか、「盛り土」の安定度の解析などを行い、県は、安全性が、国の基準を満たしているのかを確認することにしています。

【2023年9月11日放送】

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