岸田首相夫人「女性の活躍」などテーマにインドネシアを視察

岸田総理は、ASEAN=東南アジア諸国連合などの国際会議に合わせ、インドネシアなどを訪問しました。訪問には裕子夫人も同行し、「女性の活躍」などをテーマに現地を視察しました。

9月6日、インドネシアのジャカルタを訪れた裕子夫人は、現地で日本語教育の推進などに取り組む日本人女性らと懇談しました。今後の女性活躍に向けて意見交換し、「日本とインドネシアの架け橋になってほしい」などとメッセージを伝えました。翌7日には、ジャカルタ市内にある日系ゼネコン企業の事務所を訪問。この事務所では自閉症の人を積極的に雇用しており、裕子夫人は企業が進める多様性への取り組みなどについて説明を受けました。NNNの単独インタビューに応じた裕子夫人は、視察の目的を語りました。

■岸田裕子夫人

「この成長著しい国で活躍している日本人女性の方々に会っていろんなお話を伺ったり、障害のある方々の自立支援に取り組む企業や職員の方々とお会いしてお話を伺うことができました」

今回の視察先は裕子夫人の希望もあり、岸田政権が力を入れる「女性の活躍」や「多様性」などのテーマで選ばれたということです。

■岸田裕子夫人

「いろいろな考え方や価値観、文化など、多様性のあるものを受けれる土壌ができているインドネシアですので、学ぶことも多いのではないかなと思いました」

岸田総理も政権が力をいれる同様のテーマで国内視察を行っている中、裕子夫人も海外の例を参考にする狙いがあるといいます。ある政府関係者は「視察の中身は岸田総理にも報告され政策決定の参考になるだろう」と話しています。

【2023年9月11日放送】

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