立民神奈川県連、県議会など会派分裂一本化へ「対策本部」

 神奈川県議会などで立憲民主党系の会派が分裂した問題を巡り、立民県連は11日の常任幹事会で会派の一本化を目指す「ガバナンス対策本部」の新設を報告した。本部長は青柳陽一郎代表(衆院比例南関東)、事務局長は中谷一馬幹事長(同)で今後、各議会の立民系会派の代表らに聞き取りを行い関係修復を模索する方針。

 県議会のほか相模原、小田原、平塚の各市議会で党公認や推薦で当選した議員の所属会派が分かれている。トラブルや会派内でのハラスメント問題などから「内輪もめ」(県連幹部)した結果、議会での影響力を自らそぐ事態になっており、県連がガバナンス(組織統治)の問題として直接介入することを決めた。

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