グイリ&ラルシがアルジェリア代表へ国籍変更へ…直近までU-21フランス代表でプレー

アルジェリア代表入りが濃厚なグイリ(左)とラルシ(右)[写真:Getty Images]

U-21フランス代表のFWアミーヌ・グイリ(スタッド・レンヌ)とDFヤセル・ラルシ(シェフィールド・ユナイテッド)の2選手がアルジェリア代表に国籍変更する見込みだ。

アルジェリア代表を率いるジャメル・ベルマディ監督は、フランス『RMC Sport』の『l’After Foot』で両選手のA代表招集の可能性に言及。

グイリに関しては「誰にとっても秘密ではない」と国籍変更が確実であることを明かし、ラルシに関しても「正しい道を進んでいる」と招集に手応えを感じているとしている。

アルジェリアにルーツを持つグイリはリヨンの下部組織からファーストチームデビュー。その後、ニースへの完全移籍を経て昨年9月からレンヌでプレー。センターフォワードを主戦場に左ウイングでもプレー可能な万能型アタッカーは、リーグ・アン通算120試合38ゴール21アシストを記録。

また、U-16チームから常にフランスの世代別チームでプレーし、直近のU-21欧州選手権でもプレーしていた。

一方、アルジェリア生まれフランス育ちのラルシは、ル・アーヴルのアカデミーを経てリバプールのユースチームに在籍。2019-20シーズンにファーストチームデビューを果たしたが、2021年夏にトロワへ完全移籍。今シーズンはシェフィールド・ユナイテッドにレンタル移籍し、リバプール時代には叶わなかったプレミアリーグデビューも果たしている。

左のサイドバックとウイングバックを主戦場とする左利きのサイドプレーヤーは、今年3月にU-21フランス代表デビューを飾り、グイリと同様にU-21欧州選手権でもプレーしていた。

なお、両選手は11月のインターナショナルマッチウィークでソマリア代表戦、モザンビーク代表戦の2試合を戦うアルジェリア代表に招集される可能性が非常に高いという。

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