秋まつりの歩み伝える写真展 イーストピアみやこで18日まで

祭りの歩みを振り返る写真と盛岩幸恵さん

 みやこ秋まつり想(おも)い出の写真展(同まつり実行委主催)は18日まで、宮古市宮町のイーストピアみやこで開かれている。風物詩の本番を前に、市民らが足を止めては懐かしの記憶を振り返っている。

 祭りの風景を生き生きと写した約80枚が一面に並ぶ。1985年に始まり、翌年から登場した名物の船山車が回数を重ねて増えていく歴史などを伝える。2000年ごろの映像展示や付箋で感想を寄せる企画を展開し、歩みに思いをはせる工夫も施した。

 みやこ秋まつりは新型コロナウイルス禍で20、21年は中止し、22年は規模縮小しながら3年ぶりに開催。第37回の今年は16、17の両日に市中心部で開かれ、飲食の出店が復活する。

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