相川七瀬さんら総社の赤米PR 17日、備中国分寺でコンサート

相川七瀬さん

 総社市で神事用として伝統的に栽培されてきた古代米・赤米をPRする「赤米フェスタ2023コンサート」が17日午後5時から、同市上林の備中国分寺南側広場で繰り広げられる。

 市の「総社赤米大使」を務める歌手・相川七瀬さんをはじめ、シンガー・ソングライター・織田哲郎さん、歌手・小柳ゆきさん、和楽器ユニット「AUN J クラシック・オーケストラ」が出演。会場周辺の田んぼには6月、相川さんや地元の親子らが赤米の苗を植えており、当日は赤い穂が広がる夕景の中でパフォーマンスが楽しめる予定。

 入場チケットとなる手ぬぐいを、1人3千円の寄付金と引き換えに渡す。引き換え場所は市役所、国民宿舎サンロード吉備路、吉備路もてなしの館など市内5カ所。寄付金は赤米神事が伝わる同市、長崎県対馬市、鹿児島県南種子町の3市町の子どもたちの交流事業などに活用する。

 小雨決行。荒天時は中止するが、寄付金は返金しない。問い合わせは、主催する総社観光プロジェクト実行委事務局の市観光プロジェクト課(0866―92―8277)。

 同コンサートは2016年に始まった。

織田哲郎さん
小柳ゆきさん

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