日本時間９月12日、レッドソックスの吉田正尚は本拠地フェンウェイ・パークで行われるヤンキース戦に「５番・左翼」でスタメン出場する予定だったが、悪天候のため試合は延期された。あす日本時間９月13日の午前２時35分開始と午前８時10分開始でダブルヘッダーが行われる。MLB公式サイトによると、ヤンキースは第１試合にランディ・バスケス、第２試合にカルロス・ロドンが先発予定。一方、レッドソックスは第１試合にニック・ピベッタ、第２試合にカッター・クロフォードの先発が予定されている。
逆転でのプレーオフ進出を目指すレッドソックスは、今季143試合を消化して73勝70敗で貯金３。ワイルドカード争い３位のマリナーズから６ゲーム差となっており、かなり厳しい位置であることは否定できない。打線はリーグ５位の718得点をマークしているものの、リーグ11位の防御率4.62という投手陣が大きな弱点。日本時間９月10日のオリオールズ戦では今季２番目に多い23安打を放ちながらも12対13で敗れた。残り19試合で大逆転を実現させるためには、投手陣が奮起して打線の頑張りを無駄にしないことが必要になるだろう。
一方のヤンキースは、今季143試合を消化して71勝72敗で借金１。ア・リーグ東地区の最下位に沈んでいるが、４位レッドソックスとは２ゲーム差であり、最下位脱出のチャンスは十分にある。1993年から30年連続でレギュラーシーズン勝ち越しを継続しており、その記録を31年連続に伸ばすためには、残り19試合で11勝８敗が必要。また、ヤンキースは1994年に現行の東中西３地区制が導入されて以降、最下位に終わったシーズンは１度もなく、このまま最下位になった場合、７チーム所属のア・リーグ東地区で最下位に沈んだ1990年以来33年ぶりの屈辱となる。
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