キングス、クーリーが靭帯炎で故障者リストに 元A東京、カークが新たに加入

 プロバスケットボールBリーグ1部の琉球ゴールデンキングスは11日、センターのジャック・クーリーが右膝蓋靭帯(じんたい)炎と診断され、故障者リストに登録すると発表した。全治は未定。

 クーリーはインサイドの要として活躍し、リバウンド王のタイトルを獲得するなどキングスの初優勝に大きく貢献した。昨季は58試合で先発し、1試合平均16.4得点、12.7リバウンド、1.4アシストを記録した。新シーズンも攻守で活躍することが期待される中での故障者リスト入りとなった。

 キングスの安永淳一GMは「開幕からキングスの大黒柱を欠いてしまうことが残念で、クーリー選手自身が一番悔しい気持ちだと思う。ゴール下で圧倒的な強さを誇るプレーがコート上で披露できるよう全力でサポートする」とコメントした。

A東京のカーク、キングスに加入

 プロバスケットボールBリーグ1部の琉球ゴールデンキングスは11日、センターのアレックス・カークと2023―24シーズンの選手契約を結んだと発表した。

 カークはアメリカ出身で、1991年11月生まれの31歳。身長211センチ、体重114キロ。17―18シーズンから昨季までアルバルク東京に所属してチームの連覇などに貢献した。昨季は59試合に出場し、1試合平均で8.9得点、5.4リバウンド、1アシストを記録した。

 球団は「インサイドで体を張った力強いプレーに加え3ポイントシュートも打てる幅広いシュートレンジを持つ。ジャック・クーリー選手の負傷は心配だが、献身的なプレーが魅力のカーク選手がチームに加わってくれることは心強い」とコメントした。カークは「Bリーグ連覇に向けて貢献できることに興奮している。毎日ベストを尽くす」と決意を示した。

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