長崎北高が新制服を披露 60年ぶり来春リニューアル 伝統カラー“青”を基調 撥水、消臭機能も

新制服を着用し在校生に披露した生徒会役員=長崎北高

 長崎市小江原1丁目の県立長崎北高(平山啓一校長、705人)は10日、来春の入学生から着用する新しい制服を文化祭(北高祭)でお披露目した。生徒会役員がモデル役を務めた。リニューアルは主に女子の制服。同校伝統のイメージカラーの青を基調とし、ブレザーやスカートの生地やデザインを新調し、スラックスを導入する。
 同校は今年、創立60周年を迎え、初めて制服をリニューアルする。特徴は機能を重視した生地の採用。女子のブレザーやスラックスは撥水(はっすい)、消臭機能を備え、雨の日でも着用しやすくなる。夏服は透けにくいニット素材のポロシャツ。
 スカートには、60本の糸で青のグラデーションを表現したチェック柄を採用。冬服と合服に着用するリボンとネクタイが加わる。式典時はネクタイで統一する。
 男子の冬服は、機能性や快適さから現行の学ランを継続。夏服はポロシャツとなり、生徒会は「数ある生地の中で最も涼しい生地を採用した」などと紹介した。
 生徒会役員の松浦そらさん(18)は「リボンとネクタイがこだわり。自分に自信が持てる制服だと思う」と話した。

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