“働く人”に向け 9月24日に「労働法基礎講座」

▲宇佐美理世さん

 「働く人のための労働法基礎講座」が、9月24日(日)午後2時から4時半まで山口県セミナーパーク(山口市秋穂二島)で開催される。山口県労働協会による講演と個別相談会で、現在参加者が募集されている。    

 第1部の講演は午後2時から3時半までで、テーマは「知っておきたい労働関連の法律、社会保険制度や今後の労働環境の情勢」。労使ともに関係する月60時間超の時間外労働の割増率、有給休暇取得や兼業・副業の促進、パートタイマーの社会保険適用拡大などについて、社会保険労務士(社労士)の宇佐美理世さん(リソラ社会保険労務士法人代表)が話す。    

 講演後は、聴講者を対象とした個別相談会。講演のテーマに沿った内容を、山口県社会保険労務士会所属の社労士に相談できる。    

 講演・相談会とも参加は無料だが、事前の申し込みが必要。希望者は、ウェブサイト(https://www.y-roudoukyoukai.jp/)の専用申し込みフォーム、電話、メール、ファクスのいずれかで、住所・氏名・電話番号・個別相談希望の有無を同協会(TEL083-933-3220、FAX083-933-3229、roudoukyoukai@pref.yamaguchi.lg.jp)へ伝える。     

 同会では2016年から、年に1度「労働法基礎講座」を開催。主に勤労者に関係する労働関係法の基本的な事柄について、基礎的な知識を身に付けてもらうことを目的としている。「事例紹介もあり、わかりやすかった」「ネットで調べるより実際に話を聞く方が詳しく理解できた」など、参加者からは好評だ。    

 「働く人全員に役に立つ内容。ぜひ参加して」と同協会。

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