9月22日(金)より11月5日(日)の期間、都内16カ所の施設、昭和的デザインや文化的意義がある、ストリートにスナック、高級クラブ、ホテルラウンジ、バーをステージに30組超の歌い手、詠み手らが披露する『東京ビエンナーレ2023 -東京のうた』が開催される。 昨今、動画共有プラットフォーム等で注目度上昇中の歌謡曲にスポットを当て、昭和、平成、令和の時代に東京を歌った“ご当地歌謡曲=東京のうた”に特化した音楽イベントだ。
10月21日には東京タワーで
野宮真貴
が「東京は夜の七時」をオンタイムで歌唱し、
タブレット純
、
なんちゃらアイドル
、
いらか会合唱団
が東京のうたを披露。 定員30名の空間、銀座7丁目の高級クラブ「藤堂」には、音楽界の虎と龍、
横山剣
(10/23)と
菊地成孔
(10/28)が登場。 東京が歌われたうたの歌詞を歌舞伎町在住22年の小説家、
岩井志麻子
がポエトリー・リーディング(10/17)、
山本ムーグ
(VVSOT、バッファロードーター)はターン・テーブルで詠唱する(9/22)。 勝新太郎や石原裕次郎に歴代総理、政界の要人が通ったという赤坂の老舗バー「ニューはる」には、美空ひばり、越路吹雪に歌の薫陶を受け、同店を半世紀以上に渡って支えたレジェンド・ママ、
春駒
が登場(11/1)。 浅草・吉原の古ビルを建て替えしたデザイナーズホテル「モアレホテル ヨシワラ」には歌謡界のレジェンド、
平山みき
がステージにあがる(10/25)。東京の地名が歌われた自身の曲「真夜中のエンジェルベイビー(1975)」や「恋のダウンタウン(1973)」などを披露予定。 渋谷センター街には新世代の歌謡曲的表現者、
斉藤ネオンサイン
と
二代目橋幸夫
が参加し、ストリート・ライブを敢行(9/29)。原宿のSOMSOC GALLERYには中国で絶大な人気を誇るクリエイター、
静電場朔
とその仲間たちが、海外からの視点で「東京のうた」にアプローチ。
湯山玲子
もトークで参加する(9/23)。 銀座8丁目のサロン・バー、月のはなれには
コシミハル
(10/14)や
奇妙礼太郎
(10/27)が出演。他にも都内の名門スナックや老舗バーやラウンジで45日間に渡って連日、東京のうたが歌い継がれていく。 『東京ビエンナーレ2023-東京のうた』各公演のチケットは本日9月12日(火)より一斉発売。“東京のうた”のライブが行なわれる会場は定員15〜30名といった小さなスペースもあるのでお求めは早めに。詳細公演日程は“東京のうた”公式サイト参照。