SUGA、BTSの「Tear」は“メンバーのために”書いたと明かす

今や世界最大級の音楽グループとなったBTSだが、メンバー7人の仲が常に順調だったわけではない。2023年9月11日に公開された『SUCHWITA』でメンバーのVとサシ飲みしたSUGAは、グループが経験した暗い時期について話し、Vは疲労のあまり自分を傷つけることまで考えていたことを吐露した。

BTSのメンバーたちが悩み始めたのは2018年の「Fake Love」リリース前後からで、国際的な評価を受け始めたスターたちの緊張と疲労は最高潮に達していた。英語字幕によると、Vは、“疲労困憊で、1日だけでも何もしない日が欲しかった”あまり、休める方法を考え抜いた結果“怪我をしたら休めるのでは”と思うまで追い込まれていたと振り返った。そして、「“Fake Love”はリリースしてなかったかもしれないよね?」とSUGAに聞くと、「“このままじゃ無理だ”って思ってたね。“Tear”を書いた時、“こんな状況でも曲を書かなきゃならないなら、メンバーのために曲を書こう”と思ったんだ」と彼は答えた。そして、「外見上、“Tear”は恋人同士の別れを歌っているけれど、実はメンバーたちへのメッセージだった」と明かしている。

SUGAは、「アルバム“LOVE YOURSELF 結 ‘Answer’”を制作しながら、契約更新の話をしていてさ、ナムジュン(RM)とJ-HOPEと僕が“Tear”を書いている時に、君とJUNG KOOKに“愛してるよ”って長いメールを送ったんだよね」と振り返っている。

Vはその優しいメッセージを思い出し、それがJUNG KOOKと自身の背中を押してくれたと語った。彼は、「確実に言えるのは、それを見た後、JUNG KOOKと僕は続ける意志を見つけた。ポジティブに考えるようになったんだ」と話している。

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