エンゼルス3連勝 大谷はスタメン出場を回避して8試合連続の欠場

【エンゼルス8-5マリナーズ】延長11回タイブレーク@T-モバイル・パーク

ガーディアンズ4連戦に勝ち越したエンゼルスは、今日から敵地シアトルでマリナーズとの3連戦がスタート。その初戦は9回表無死2・3塁という絶好のチャンスを生かせなかったものの、延長11回までもつれた熱戦の末、8対5で勝利して連勝を3に伸ばした。エンゼルス4番手のホセ・マルテがセーブ失敗もメジャー初勝利をマーク。5番手のジミー・ハーゲットが今季初セーブを挙げ、マリナーズ5番手のトレント・ソーントンは2敗目(0勝)を喫した。

エンゼルスがリード・デトマーズ、マリナーズがローガン・ギルバートの先発で始まった一戦は、初回にマリナーズがテオスカー・ヘルナンデスの犠飛とカル・ローリーの28号2ランで3点を先制。しかし、デトマーズは2回以降立ち直り、マリナーズ打線に追加点を与えなかった。

エンゼルスはローガン・オホッピーが2回表に9号2ラン、4回表に2打席連発の10号ソロを放ち、3対3の同点に。3対3のまま迎えた9回表には連打で無死2・3塁の大チャンスを作ったが、後続が凡退して勝ち越し点を奪えなかった。

9回裏は3番手のアーロン・ループが無死満塁の大ピンチを背負ったが、後続3人を打ち取って無失点。すると、10回表二死2塁からブランドン・ドルーリーに21号勝ち越し2ランが飛び出し、5対3とリードを奪った。

ところが、10回裏一死2塁の場面で登板した4番手のマルテがフリオ・ロドリゲスに30号同点2ランを被弾。ロドリゲスはこれで球団史上2人目の「30-30」達成となり、22歳以下のシーズンでの達成はメジャー史上4人目の快挙となった。

試合は5対5の同点で11回表に突入し、エンゼルスはランドール・グリチックとノーラン・シャニュエルのタイムリーなどで3点を勝ち越し。11回裏を5番手のハーゲットが抑え、8対5で3連戦の初戦を制した。

なお、右脇腹を痛めているエンゼルスの大谷翔平は当初、スタメンに名を連ねていたが、試合開始の2時間半前に出場を回避。これで8試合連続の欠場となった。フィル・ネビン監督によると、試合前に打撃練習を行ったあと、大谷自身が「100%の状態ではない」と判断したようだ。「(戦列復帰は)明日になるかもしれないし、明後日かもしれない」とネビン監督。明日こそは大谷の元気な姿を見られるだろうか。

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