熱い水上レース、4年ぶり復活 一関・川崎でEボート大会

パドルで水をかいてゴールを目指す参加者

 熱い水上レースが復活した。第29回北上川流域交流Eボート大会(実行委主催)は10日、一関市川崎町の北上大橋付近の北上川で開かれた。新型コロナウイルス禍を乗り越え、4年ぶりの開催。待ち望んだ参加者が白熱したレースを繰り広げた。

 市内外の31チーム約350人が出場し、10人乗りの手こぎボートでタイムを競った。「そーれそーれ」などと声をかけ、パドルで水を力強くかいて往復約250メートルのコースを進み、ゴールを目指した。

 「あい・ボート部」で出場した同市萩荘の国家公務員一條昂介さん(30)は「初参加だったが揺れの強さに驚いた。自身もチームメンバーもベストを尽くせた」とほほ笑んだ。

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