岡山県が中西選手に特別顕賞贈る アーチェリー世界選手権で銅

伊原木知事(右)からブロンズ像を受け取る中西選手

 岡山県は12日、アーチェリーの世界選手権(7月31日~8月6日、ベルリン)男子団体で銅メダルに輝き、2024年パリ五輪の代表に内定した岡山市出身の中西絢哉選手(24)=シーアール物流=に県スポーツ特別顕賞を贈った。

 県庁であった授与式で、伊原木隆太知事が「世界選手権では大舞台でプレッシャーへの強さを示した。五輪での金メダルを期待している」と述べ、表彰状とブロンズ像を手渡した。中西選手は「今後も県民に応援してもらえるよう頑張りたい」と語った。

 中西選手はイタリアとの3位決定戦で好ショットをそろえてチームの勝利に貢献。岡山勢では全競技を通じて第1号のパリ五輪代表内定となった。

 県スポーツ特別顕賞は07年度に創設され、受賞者は中西選手を含めて38人(延べ55人)で、アーチェリー競技では初めてとなった。

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