ブジュ・バントン（Buju Banton）が、2021年のグラミー賞にノミネートされた前作に続き、豪華スターをゲストに迎えた待望のニュー・アルバム『Born For Greatness』を2023年9月8日にリリースした。
これまでに幾度となくビルボード・チャート上位を記録し、国際的なレゲエ・アイコンである彼は、現代レゲエ界で最も影響力をアーティストの一人としてのそのレガシーを受け継いでいる。このアルバムでは、スティーヴン・マーリーが「Feel A Way」で、スヌープ・ドッグが世界的ヒット曲「High Life」で、ヴィクトリア・モネが最新シングル「Body Touching Body」でゲスト参加している。
「Body Touching Body」は、サウンドやヴァイブスだけでなく、カルチャーをもシームレスに融合させるブジュ・バントンの不思議な能力を浮き彫りにしたR&B楽曲だ。スティール・ドラムとしっとりとしたギターに支えられた流れるようなビートに乗せて、彼とヴィクトリア・モネは、「君と一緒に寝たい、ボニーとクライドのように。そうすれば君を恋しくならずに済む」と魅惑的な掛け合いを繰り広げる。
ニュー・アルバム『Born For Greatness』について、Reggaevilleは、「彼の作詞家としての才能を証明する17曲から成る作品だ」と絶賛している他、Dancehallmagは、「17曲で構成された“Born For Greatnessは、ソロ・パフォーマンスと注目すべきコラボレーションが折衷的にフィーチャーされている」と評している。
この新作は、絶賛された2020年のアルバム『Upside Down 2020』に続くもので、前作は2021年のグラミー賞で“最優秀レゲエ・アルバム”にノミネートされた。彼は2011年に10作目のアルバム『Before The Dawn』で同部門を受賞している。
今年初めにニュー・アルバム『Born For Greatness』の発売を発表したブジュ・バントンは次のような声明を発表していた。
「また一つ新たな節目、新たなステージ。そのすべてを迎え入れよう。私は変化を受け入れた。ここには特別なものがある。私の経験と音楽的ジャーニーから。葛藤や困難を乗り越えることを認めてくれる人たちへの賛歌。そして、これからそうするであろう人たちへ。あなたの目や耳はあなたを欺かない、あなたは偉大さのために生まれてきたのだ。私は愛のメロディーと音楽であなたを抱きしめよう」
Written By Rhian Daly
