ビッグモーター平井店が閉店へ 保険金不正請求などの事案が29件 実態は1つの“巨大店舗”なのに3施設に装い許可受ける

保険金の請求や土地の開発をめぐる問題などが指摘されていた愛媛県松山市のビッグモーター平井店が、閉店を決めたことが分かりました。

松山市のビッグモーター平井店は、保険金の不正請求問題をめぐる調査で不適切な行為が疑われる事案が29件確認され、今年7月に国土交通省の立ち入り検査を受けたほか、市街化調整区域の土地開発をめぐり、実態は1つの店舗なのに3つの施設のように装って松山市から許可を受けた疑いなどが指摘されていました。

ビッグモーターによりますと、平井店は来月31日で閉店し、衣山店と松前店に業務を統合することを決めたということです。

理由についてビッグモーターは「経営の合理化を図るため」と説明していて、従業員は近隣の店舗に異動させ、顧客へのサービスも衣山店と松前店に引き継ぐということです。

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