12日にベルギーでトルコ代表と対戦する日本代表。ドイツ戦快勝の余韻が続く中で難敵との一戦を迎える。
ここでは、今回の欧州遠征メンバー26名の「所属クラブのサプライヤー」を調べてみたのでご紹介しよう。
選手の個人契約ではないが、サプライヤーの内訳にその時代の傾向のようなものが見えてきて興味深い。トルコ戦を前に話の小ネタとしてお使いいただければ幸いである。
なお一番最後に、参考として2022年カタールW杯での内訳のグラフを掲載している。
NIKE(9名)
三笘 薫(ブライトン&ホーヴ・アルビオン)
遠藤 航(リヴァプール)
その他(7名)
大迫 敬介(サンフレッチェ広島)
伊藤 敦樹(浦和レッズ)
谷口 彰悟(アル・ラーヤン)
町田 浩樹(ユニオン・サン=ジロワーズ)
菅原 由勢(AZアルクマール)
守田 英正(スポルティング)
堂安 律(フライブルク)
今回の欧州遠征メンバーで最大勢力となったNike勢。2人のJリーガーの存在、遠藤のリヴァプール加入、そして谷口のアル・ラーヤンが今季からNikeにサプライヤー変更となったことなどが急増の要因か。それにしても一つのブランドで9名はかなり多い。
adidas(4名)
冨安 健洋(アーセナル)
その他3名
古橋 亨梧(セルティック)
前田 大然(セルティック)
田中 碧(フォルトゥナ・デュッセルドルフ)
今回の欧州遠征でのadidas勢は4名に。2022年のカタールW杯が5名だったことを考えれば極端に減ったわけではないが、Nike勢が多いだけに少なく感じてしまう。
MIZUNO(4名)
鎌田 大地(ラツィオ)
その他3名
中村 航輔(ポルティモネンセ)
森下 龍矢(名古屋グランパス)
浅野 拓磨(ボーフム)
実はひっそりと増加したのがMizuno。最近は常に2~3名は選ばれていたが、鎌田のラツィオ加入により1人増加となった。当面は3~4名を維持しそうな雰囲気だ。
MACRON(3名)
久保 建英(レアル・ソシエダ)
その他2名
シュミット・ダニエル(シント=トロイデン)
橋岡 大樹(シント=トロイデン)
最近はMacronも密かに増加傾向。最近は久保とシュミットの2人が鉄板選出だが、そこに橋岡も加わり始めている。とはいえ選手の移籍次第では、1年後にはゼロとなっている可能性も。
PUMA(2名)
板倉 滉(ボルシアMG)
その他1名
毎熊 晟矢(セレッソ大阪)
代表チームには常に3~4名いるという印象のPuma勢だが、今回は激減となった。Jリーグからの選出が毎熊一人にとどまったことが要因かもしれない。
UMBRO(2名)
伊東 純也(スタッド・ランス)
その他1名:
中村 敬斗(スタッド・ランス)
最近は伊東の存在により確実に1人はいるUmbroだが、そのランスに中村 敬斗が今夏加入したことで今回は2人に増加。今後はランスとUmbroの契約次第か。
JAKO / CASTORE
伊藤 洋輝(シュトゥットガルト/Jako)
上田 綺世(フェイエノールト/Castore)
遠藤航のリヴァプール移籍によりJakoは伊藤のみに。今後増えるとすれば、それはシュトゥットガルトで伊藤のチームメイトである原口元気の代表復帰の時か。
また、残念ながら負傷によりチーム離脱となった上田だが、今夏フェイエノールトへ移籍したことで日本代表に初のCastore選手が誕生となった。勢力を拡大し続ける野心的なブランドだけに、今後は所属先でCastoreのユニを着る日本代表選手が増えるかもしれない。
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ご参考までに、2022年カタールW杯での代表選手26名の所属先キットメーカーはグラフの通り。これを見るとNikeの急増ぶりがよく分かる。
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