シュワルツェネッガー 神経損傷治療のため肘を手術 右腕に包帯を巻いて歩く姿が目撃される

俳優アーノルド・シュワルツェネッガー(76)が神経損傷を治すために肘の手術を受けた。右腕に包帯を巻いてカリフォルニアを歩き回っている姿が目撃されており、TMZ.comによると7日に神経の問題に対処するための手術を受け、現在は保護ギプスをつけなければならないという。

現在シュワルツェネッガーの健康問題に関するこれ以上の詳細は公表されておらず、本人もまだコメントを出していない。

今回のニュースの直前には、2018年に受けた心臓手術の詳細について、自身のフィットネスYouTubeチャンネル 「アーノルズ・パンプ・クラブ」でシュワルツェネッガーはこう明かしていた。「3度目の開胸手術を受けた時のことを覚えている。本当に怖かった」「突然目が覚めて、医師が目の前に立ち『申し訳ありませんが、非侵襲的な手術を予定していたのですが。間違えて心臓の壁を突き破ってしまい、内出血を起こしてしまいました。それであなたの命を救うために、開腹手術をせざるを得なかったのです』って言われてね」「要するに、時を戻すことはできないということだ。僕は危機の真っただ中にいたので。今は『どうやってそこから脱することができるのか?』ギアを変えなければならない」

シュワルツェネッガーは退院できるほど健康になろうと奮闘し、友人たちに助けを求めたという。「退院するということは、ベッドから降りて歩き始めるということだった。最初は10歩、その後どんどん長く」「仲間を呼んで『奮い立たせてくれ。歩数を数えてくれ』って」「これが僕たちが毎日やってきたことだ。みんなが病院に来て言うんだ『よし、アーノルド、起きる時間だ!』とね」

そして『ターミネーター:ニュー・フェイト』の仕事が3か月後だったため、「一刻も早く退院しよう」とシュワルツェネッガーは決意、「だから体調を整えて、動き回り、走り回り、物を持ち上げたり、戦闘シーンなどあらゆることをこなせるようにしなければならなかった」と続けていた。

無事手術が成功し健康を取り戻せたのは、友人たち、そして自分の「前向きな姿勢」のおかげだとシュワルツェネッガーは信じているという。「僕にはサポートシステムがあった。一人では何もできないから。『ターミネーター:ニュー・フェイト』の撮影を始めた時には、再び完全に元通りになっていたんだ」

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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