東京ディズニーリゾートでは、2023年9月15日から10月31日まで、秋のイベント「ディズニー・ハロウィーン2023」を開催。
ひと足早く9月14日からスペシャルグッズが販売開始。
アニバーサリーイベント「東京ディズニーリゾート40周年“ドリームゴーラウンド”」にちなんだ「ハロウィーンを振り返ろう! 思い出のハロウィーンデザイングッズ」とともに、ディズニー・ハロウィーンの歴代トリビアも合わせてご紹介します。
歴代衣装8種
40周年を迎えた東京ディズニーリゾートですが、ハロウィーンのイベントが東京ディズニーランドで初開催されたのは1997年。(東京ディズニーシーは2009年)
「ハロウィーンの思い出を振り返ろう!」のグッズには、これまでのディズニー・ハロウィーンイベントの中から、8種のコスチュームを着たミッキーが描かれています。
日本にハロウィーンを根付かせたきっかけの東京ディズニーリゾート
現在ではすっかり秋の大イベントととして日本に定着したハロウィーン。
北欧やアメリカで発祥、発展してきたハロウィーンの要素とは少し違う内容ながらも、日本に根付く事に一役かったのが「東京ディズニーリゾート」とよく言われています。
東京ディズニーランドでハロウィーンイベントが始まったのは、1997年のたった1日。
「ディズニー・ハッピーハロウィーン」という名称で、事前に当選しキャラクターに仮装したゲストが集合。
巨大なかぼちゃの上から、オレンジの衣装とバットマンのようなグリーンのコウモリ型マスクをしたミッキーが登場しました。
その初めてのハロウィーン姿のミッキーが、東京ディズニーリゾート40周年の今年、グッズとして復活します!
ぬいぐるみバッジ4種
「ハロウィーンを振り返ろう!思い出のハロウィーンデザイングッズ」に描かれているミッキーは、どの年のどのショー、パレードの衣装かわかりますか?
まず、ぬいぐるみバッジになっている4種類を順番に見ていきましょう。
1.かぼちゃの形とコウモリをイメージしたコスチュームのミッキー
コウモリ型マスクをつけているミッキーは1997年のトゥーンタウンに初登場。
仮装したゲストとディズニーの仲間たちが、当時の「ショーベース2000」からミッキーの家に巨大かぼちゃを届けました。
2000年から「ディズニー・ハロウィーン」というスペシャルイベントが10月の1か月間行われることになり、この年に東京ディズニーランドのウエスタンランドで行われたグリーティングでこの衣装のミッキー達に毎日会う事ができました。
1998、1999、2000年は10月31日のみミニパレードも開催されました。
2.かぼちゃの王様のようなコスチュームのミッキー
2005年「パンプキン・キングダム」のかぼちゃの王様のようなコスチューム。
「ディズニー・ハロウィーン・パレード」の停止タイムでは、猫パンチ、蛇パンチ、パンプキンパンチやべーターカロテンダンスなどを夢中で踊りました。
3.パーティ―のためにかっこよくおめかししたミッキー
2010、2011年「ディズニー・ハロウィーンストリート “ウェルカム・トゥ・スプーキーヴィル”」の衣装。
♪おばけのおばけのストリートの曲に合わせて踊る手遊びが楽しかった思い出。
今なら、パーティーの招待状が届いたら、私は絶対行きたいですね。
4.ミステリアスな雰囲気のマスクを身につけたミッキー
2009、2010年「ミステリアス・マスカレード」のゴージャス衣装のミッキー。
「ミステリアス・マスカレード」は東京ディズニーシーで初めて行われた伝説のディズニー・ハロウィーンのステージショー。
舞台後方にそびえ立つ「タワー・オブ・テラー」が、より一層、不気味な仮面舞踏会の雰囲気を盛り上げました。
この衣装の実物は、イクスピアリで開催されている「東京ディズニーリゾート アンコール! ザ・モーメンツ展」で見ることが出来ます。
■ぬいぐるみバッジ
価格:各2,700円
サイズ:高さ約21~22cm
他4種のミッキー衣装
残りの4種類の衣装のミッキーは、カンバッジをはじめ、様々なグッズに描かれています。
これも順番に見ていきましょう。
5.2009年東京ディズニーランド「リ・ヴィランズ」
「ディズニー・ハロウィーン・パレード “リ・ヴィランズ! ”」で、アースラと対峙するためなのか、海藻のような飾りがついているミッキー。
「アースラスラスラ」や「ダメダメムリムリ」などと言いながら、楽しいダンスをしました。
6.2014年「ニューヨーク・ハロウィーン・フォリーズ」
東京ディズニーシーのアメリカンウォーターフロントで公演された「ニューヨーク・ハロウィーン・フォリーズ」
古き良き時代のニューヨークを舞台にしたハロウィーンパーティーは、衣装もダンスもゴージャスでした。
映画『ニュージーズ』のナンバーから、アラン・メンケン作曲「King of New York」も使われていました。
7.2015~2018年「ザ・ヴィランズ・ワールド」
東京ディズニーシーでヴィランズ達が大活躍したハーバーショー。
赤いパイレーツ姿のミッキーがかっこいい!
8.「スプーキー“Boo!”パレード」
2018、2019年そして2021、2022年に東京ディズニーランドで行われたハロウィーンのパレード。
ミッキーとミニーの衣装少し違い、こちらは2021、2022年のもの。
このパレードは2023年にも復活する予定です。楽しみですね!
仮装やパレードの停止バージョン、Trick or Treatを楽しもう!
「ディズニー・ハロウィーン」が始まる前の昭和時代には「ハロウィーン」の概念はあまり広まっておらず、東京ディズニーランドでも、秋のイベントはスポーツやミッキーのバースデーに絡めたものや、敬老の日のダンスパーティーなどと、特に決まったものはありませんでした。
1989年にスタジオジブリの『魔女の宅急便』がヒットし、1999年には『ハリー・ポッター』の本が発売されるなど、日本でも少しずつ「魔法や魔女」人気が浸透していきました。
私個人の事になりますが、異星人と少年が交流する映画で、主人公達がお化けに変身してお菓子をもらいに行くシーンを見て、あまりピンとこなかったのを覚えています。
あれが「トリック・オア・トリート(Trick or Treat)」だと後に知れたのは、東京ディズニーランドのおかげです。
特別なコスチュームを着たキャストさんに「トリック・オア・トリート」と声をかける楽しみも、2023年に復活です。
東京ディズニーリゾートでは、大人もキャンディがいただけるんですよ。
そして2000年代に入り、東京ディズニーランドでのハロウィーンイベントも、より盛り上がっていきました。
私達は、キャラクターになりきってパークで遊ぶ楽しさを知ってしまったのです!
そう、それがディズニー仮装、通称Dハロ。
すっかり秋の人気コンテンツとなりました。
連動するように社会全体でも様々なハロウィーン関連商品やイベントが生まれました。
それでもまだ東京ディズニーシーでは、「芸術の秋」「食の秋」のようなイベントを開催していましたが、要望に応えるように2009年に「ディズニー・ハロウィーン」がスタートしたのでした。
コロナ禍でイベント規模は縮小しましたが、今年は4年ぶりにパレードの停止が復活!
以前からイベントを見ていた人が、どうしてそんな毎年変わるようなパレードの衣装を記憶しているかというと、数分の停止ダンスが楽しかった体験が抜けないからかもしれません。
ここ数年で東京ディズニーリゾートに興味をもったゲストの中には、パレードの停止が初体験となる方もいらっしゃるかも。
「ハロウィーンの思い出を振り返ろう!」のグッズの中で1番新しい「スプーキー“Boo!”パレード」衣装のイラストのミッキーがとっているポーズ、これが今年も見られるのかが楽しみ。
東京ディズニーリゾートでハロウィーンイベントが始まってから26年。
そんな長い年月を振り返りながら、東京ディズニーリゾート40周年の秋発売のグッズとともに、特別な1年のハロウィーンを楽しんでくださいね。
※商品の仕様や価格などは予告なく変更される場合があります。
※品切れの際はご了承ください。
(ウレぴあ総研 ディズニー特集/ 園浦 しゅう)