4年ぶりに国連欧州本部へ 「高校生平和大使」帰国報告 広島

核兵器廃絶を求めた署名を4年ぶりにスイスの国連欧州本部に届けた高校生平和大使が現地での活動を報告しました。

県内から選ばれた被爆地の声を届ける高校生平和大使の3人は、新型コロナの影響で届けられなかった核廃絶を求める署名約62万筆を国連欧州本部へ提出しました。

その他にも軍縮会議を傍聴し、国連軍縮部ジュネーブ事務所長へ核兵器の悲惨さと現在も被爆者らの苦しみが続いていることを訴えました。

加計高校安芸分校2年 宇土未來さん「(被爆の実相を)伝え続けていくことは無意味なことではなくて、これを続けていかないと平和はすぐに離れていってしまうものなんだと実感しました」

24日には平和公園で高校生平和大使を中心に核廃絶を求める署名活動を行うということです。

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