伊勢志摩サミット上回る G7広島サミットの経済効果は1200億円以上

2023年5月に開かれたG7広島サミットについて直接的な経済効果が1200億円以上だったと発表されました。

■湯崎英彦 広島県知事

「数字の上でも広島サミットの成功を物語っているのではないかと」

湯崎知事は会長を務める「広島サミット県民会議」がまとめたサミットの経済波及効果を発表しました。国や県などのサミット関連の予算額や、民間企業の投資額などをもとに算出した直接的な効果は、県内外を合わせておよそ1217億円と推計。2016年の伊勢志摩サミットを147億円上回りました。

■湯崎英彦 広島県知事

「都市開催だっったことで様々な準備についても規模が大きくなったりとか警備も手厚くなっているのでそういったところが経済効果として表れているかと思います」

また、県内への観光客の増加により、2027年までにおよそ1649億円の経済波及効果が出ると推計しています。さらに、国内外のメディアでの報道を広告費に換算するとおよそ8832億円に上ったとしています。

■湯崎英彦 広島県知事

「こうした成果を一過性のものにしないということが大事だと思っておりまして本県のさらなる発展につなげたいと考えています」

【2023年9月12日放送】

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