ジャニーズからの利益寄付 取引あった音楽レーベル

 ジャニーズ事務所と楽曲のアレンジなどで取引があった音楽レーベル「オリガミプロダクションズ」は12日、事務所との過去約9年間の仕事で得た営業利益約86万円を、子どもの虐待防止などに取り組む団体に寄付すると明らかにした。

 対馬芳昭代表取締役は、性加害の現場は見たことはないとしながらも、「ネットなどを通じて過去にたくさんの方々が被害を訴えていることは把握していた」と説明。「長きにわたり被害に遭った方々の声を無視し、利益を優先した」などと謝罪した。

 同レーベルは2014年から、事務所と楽曲のアレンジやツアーバンドの仕事で取引していたという。

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