開催国バーレーンとゴールレスドローもU-22日本がアジアカップ本大会の出場権を獲得!【U23アジアカップ予選】

[写真:Getty Images]

U-22日本代表は12日、AFC U-23アジアカップ予選のグループD第3節でU-22バーレーン代表と対戦し、0-0の引き分けに終わった。

予選2連勝でU-23アジアカップ本大会出場に王手をかける日本は、前節のU-22パレスチナ代表戦から先発をGK鈴木彩艶と木村誠二以外の9人を変更。キャプテンのMF藤田譲瑠チマやMF斉藤光毅、MF松木玖生、MF三戸舜介、FW細谷真大らを起用した。

開催国のバーレーンに対し、立ち上がりからポゼッションで上回る日本が押し込む展開で推移するも、5バックを敷くバーレーン守備陣を崩しきれない状況が続く。それでも22分、松木の浮き球のパスをボックス右で収めた細谷の落としから、走り込んだ山田がダイレクトでゴールを狙ったが、シュートは右サイドネットに外れた。

攻勢を続ける日本は。クーリングブレイク直後にも決定機。33分、ショートコーナーの流れから内野が供給した右クロスから木村がヘディングシュート。さらに相手GKが弾いたボールを拾った三戸が決定機が訪れたが、このシュートも相手GKの好セーブに防がれた。

ハーフタイムにかけても両サイドから攻撃を組み立てる日本は、何度もアタッキングサードまでボールを運んだが、最後までネットを揺らすことはできず。前半はゴールレスドローで終了した。

ハーフタイムで斉藤を下げて鈴木唯人を投入した日本は、後半も立ち上がりから主導権を握る。56分にはボックス右からカットインした山田が左足を振り抜いたが、このシュートは相手GKに弾かれる。

膠着状態が続く中、日本は63分に山田と松木を下げて小田裕太郎と山本理仁を投入。すると72分、細谷のパスをボックス左に走り込んだ藤田がフリック。中央でこれを受けた鈴木に決定機が訪れたが、シュートは右ポストに弾かれた。

さらに日本は、74分にも山本の右CKを西尾がドンピシャのヘディングで合わせたが、これはゴール左に逸れた。

1点が遠い日本は84分、三戸を下げて藤尾を投入。終盤にかけてはバーレーンの猛攻を受けたが、集中した守りでこれをシャットアウト。試合はゴールレスドローに終わったが、日本はグループ首位通過で2024年のパリ・オリンピック予選を兼ねるAFC U-23アジアカップの出場権を獲得した。

U-22日本 0-0 U-22バーレーン

◆U-22日本代表メンバー

GK:鈴木彩艶(シント=トロイデン)

DF:内野貴史(デュッセルドルフ)、西尾隆矢(C大阪)、木村誠二(FC東京)、大畑歩夢(浦和)

MF:松木玖生(FC東京)[→山本理仁(シント=トロイデン)]、藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン)、三戸舜介(新潟)[→藤尾翔太(町田)]

FW:山田楓喜(京都)[→小田裕太郎(ハーツ)]、細谷真大(柏)、斉藤光毅(スパルタ)[→鈴木唯人(ブレンビー)]

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