NY株4日ぶり反落17ドル安 金融引き締め長期化を警戒

ニューヨーク証券取引所

 【ニューヨーク共同】12日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は4営業日ぶりに反落し、前日比17.73ドル安の3万4645.99ドルで取引を終えた。原油価格上昇に伴って物価が高止まりし、米連邦準備制度理事会(FRB)の金融引き締めが長期化することへの警戒感が高まった。

 12日のニューヨーク原油先物相場は指標の米国産標準油種(WTI)の10月渡しが終値として昨年11月中旬以来、約10カ月ぶりの高値を付けた。

 ハイテク株主体のナスダック総合指数は3営業日ぶりに反落し、144.29ポイント安の1万3773.61。

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