
去年、あおり運転の末に車をぶつけて、バイクの男性を死亡させた罪に問われている男の初公判で、男は起訴内容を認めました。
起訴状などによりますと、大阪府堺市の介護職員川島陸被告(28)は去年3月、堺市の泉北1号線で北島明日翔さん(当時28歳)が運転するバイクを車であおった末に、衝突して死亡させた危険運転致死の罪に問われています。
13日、大阪地裁堺支部で開かれた初公判で川島被告は、「ぶつける意図ははなかったが、事実としては間違いありません」と述べ、起訴内容を認めました。
検察側は冒頭陳述で「川島被告は被害者に車を蹴られたことで追跡を開始した」と動機を指摘し、弁護側は「転倒させる意図はなかった」と主張しました。
判決は今月22日に言い渡される予定です。