広島商工会議所は、先月の広島県内企業の景況感が「3か月ぶりに悪化した」と発表しました。
広島商工会議所が県内企業118社から得た調査結果によりますと、「景気が良い」と答えた企業の割合から「悪い」とする割合を引いた8月の景況指数は5.9で、7月から3.2ポイント下がりました。悪化したのは3か月ぶりということです。
景況感が下がった主な要因は、原材料価格の高騰と人手不足ということです。
14ポイント悪化した建設業からは、「物価高で住宅の受注が低迷している」「人手不足のため “選別受注” している」などといった声があがっているそうです。
一方、11ポイント上昇した小売業では「猛暑で日傘や暑さ対策商品が好調だった」ということです。しかし、「値上がりにより消費者の生活防衛意識が拡大している」という声もあがっているということです。