「大奥 Season2」古川雄大、福士蒼汰ら出演の“幕末編”キービジュアルが公開

NHK総合で10月3日スタートするドラマ10「大奥 Season2」(火曜午後10:00)“幕末編”のキービジュアルが公開された。

「大奥」の原作は、3代将軍・徳川家光の時代から幕末・大政奉還にいたるまで、男女が逆転した江戸パラレルワールドを描いてセンセーションを巻き起こしたよしながふみ氏によるコミック。ジェンダー、権力、病など、現代社会が直面する課題を大胆な世界観で鮮やかに描いたこの傑作コミックを基に、森下佳子氏が脚本を担当。NHKでは、3代・家光から8代・吉宗までの物語をドラマ化し、「ドラマ10」枠で今年の1月期に放送された。

そして、Season2では、吉宗の遺志を継ぎ、若き医師たちが赤面疱瘡(あかづらほうそう)撲滅に向けて立ち上がるその後の物語から、女将軍をはじめとした幕府の人々が、“江戸城無血開城”のために奔走(ほんそう)した幕末・大政奉還の物語を初めて映像化する。

今回公開されたキービジュアルのデザインは、Season1に続き、美術家・絵本作家・プロデューサーとして活躍する清川あさみ氏が担当。ビジュアルには、大奥総取締・瀧山(古川雄大)と、13代将軍・家定の正室天璋院/胤篤(福士蒼汰)を中央に、13代将軍・徳川家定(愛希れいか)、徳川家康に影武者として仕えた阿部正勝の子孫・阿部正弘(瀧内公美)、男装して14代将軍・家茂に嫁いでくる帝の妹宮・和宮(岸井ゆきの)、14代将軍・家茂(志田彩良)の姿が収められている。

清川氏は、ビジュアルに込めた思いを「大切なのは『人のつながり』ということなのだと、導きのあるような優しい光に包まれたビジュアルを目指しました。多様で一人一人の運命や生きざまが神々しい『大奥』の世界、戦う姿がたくましく爽やかで感動をくれます。終わりでなく始まりでもある、私たちの生きる現代とつながる未来を見ている姿を描きました」と語っている。

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