10-FEETの新曲「Re方程式」が「フェルマーの料理」に決定!「面白くカッコよく作りました」

10-FEETの新曲「Re方程式」が、TBS系で10月にスタートする連続ドラマ「フェルマーの料理」(金曜午後10:00、開始日未定)の主題歌に決定した。10-FEETが、TBSドラマの主題歌を担当するのは、今回が初めてとなる。

高橋文哉と志尊淳がダブル主演を務める「フェルマーの料理」は、“料理の真理の扉”を開くべく「料理×数学」で前人未到の世界に挑む、若きプロフェッショナルたちの青春ストーリー。原作は、「月刊少年マガジン」(講談社)で連載中の小林有吾氏による同名漫画で、現在3巻まで刊行されており、作中に登場する料理がファンによって再現されるなど人気の作品だ。

数学者を志していたがその道を挫折した天才数学少年・北田岳(高橋)は、謎多きカリスマシェフ・朝倉海(志尊)が出会い、海が経営する新進気鋭の二つ星レストラン「K」で世界中から集まった実力あるシェフたちと切磋琢磨(せっさたくま)しながら、数学的思考で料理という難題に立ち向かっていく。

映画「THE FIRST SLAM DUNK」のエンディング主題歌「第ゼロ感」がストリーミング累計再生数2億回を突破し、大ヒットを記録するなど、活躍が目覚ましい10-FEET。「フェルマーの料理」のために書き下ろされた「Re方程式」は、バンドの源流ともいえるエモさとデジタル感がハイブリッドされた、「第ゼロ感」の質感ともまた異なる、10-FEETの“今”が凝縮された楽曲だ。若きプロフェッショナルたちの“真剣勝負”を描くドラマの世界観を盛り上げる、熱い楽曲となっている。

10-FEETのボーカル&ギター・TAKUMAは「このたびはこのような大役を、僕たち10-FEETに任せていただき大変光栄に感じています。小林有吾さんの漫画作品が原作となる今回のドラマ。小林さんの作品はサッカー漫画『アオアシ』も有名ですが、選手がプレーに至るまでの見えないはずのほんの一瞬の思考や感覚が非常に面白く可視化されていて、ほかのサッカー漫画には無い珍しい『視点』が大好きでした。今回の『フェルマーの料理』にも視点の面白さがあって、スポーツではなく“料理”で、そこに“数学”が面白く関わってきます。混ざり得なさそうな二つの要素が、本当に面白く物語を描写していきます」と小林作品の魅力に触れる。

続けて「僕自身いろんな音楽を混ぜ合わせて作り上げていくスタイルで、混ざりそうにないものもいかに面白く混ぜ合わせていくかというところに、音楽制作の面白さを感じてやってきましたので、シンパシーを感じました」と自身の音楽との共通点を語り、「そんな『フェルマーの料理』の主題歌を担当し、『Re方程式』という曲を作らせていただきました。面白くカッコよく作りましたので、ぜひとも聴いてみてください」とアピールしている。

ベース&ボーカル・NAOKIは「主題歌で指名していただいたときはとてもうれしく思いました。料理と数学の組み合わせという言葉を聞いただけで、グルメ人間としてはとてもワクワクしています。『Re方程式』が『フェルマーの料理』に参加できてとても光栄です」と喜びを伝え、ドラム&コーラス・KOUICHIは「ドラマのイメージを想像しながら皆であーだこーだ言いながら作った曲なので、気に入ってもらえるとうれしいです!」と話している。

ドラマを手掛ける中西真央プロデューサーは「このドラマの主題歌については、とにかく企画当初より10-FEETさんの楽曲がいいな、きっとピッタリだろうな、と思っており、今回こうしてご一緒することができ本当にうれしく思っております。『Re方程式』は、爽やかで疾走感がありつつも、壮大な雰囲気があり、そして何より勇気を与えられたような気持ちになれるすてきな楽曲です。歌詞にはこの作品を連想させるキーワードが隅々に散りばめられていて、聞くたびに楽しい発見がありました。ぜひ皆さんにも口ずさんでいただきたいです!」と熱く紹介。加えて、「撮影が始まり、出演者の方々のお芝居を拝見する中で、この主題歌が映像と合わさる瞬間がますます楽しみになっています。この曲とともに若きプロフェッショナルたちがどんな成長を遂げていくのか、ぜひ映像の中で見届けていただけたらと思います」とメッセージを寄せている。

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