日ハム新球場の駅工費、3割減に 立地見直し、JR北海道が発表

 JR北海道は13日、プロ野球日本ハムが今季から使用している新球場「エスコンフィールド北海道」の近くに新設する駅について、立地を見直したり、工事を簡略化したりすることで工費を従来計画比3割減となる約90億円に圧縮すると発表した。

 工費を負担する地元・北広島市に伝えており、市が建設の可否を判断する。工期は5年。早ければ2028年にも開業できる。現在は最寄りのJR千歳線の北広島駅から徒歩で約20分かかるが、新駅からは4分となる。

 新たな計画では、北広島―上野幌間に設ける新駅の立地を東方向に約200m移動し、球場により近づける。これに伴い、斜面の崩壊を防ぐ擁壁の整備が不要になる。

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