ドイツ戦出場なしのムバッペ、デシャン監督「膝蓋骨腱に問題を抱えている」

ドイツ戦には出場しなかったフランス代表ムバッペ(左)[写真:Getty Images]

フランス代表FWキリアン・ムバッペ(パリ・サンジェルマン(PSG))は、ヒザの問題で出場しなかったようだ。フランス『レキップ』が伝えている。

フランスは12日、ジグナル・イドゥナ・パルクでドイツ代表との国際親善試合に臨み、1-2で敗れた。

欧州選手権(ユーロ)2024予選、7日のアイルランド代表戦からは先発6人を変更した影響や重要度の違いもあってか躍動感に乏しく、監督更迭となったドイツに2点を先行されると、終了間際にアントワーヌ・グリーズマン(アトレティコ・マドリー)のPKで1点を返すにとどまった。

オリヴィエ・ジルー(ミラン)を欠く中、ビハインドの状況でも連戦とは言えムバッペはベンチを温めたまま。試合後、ディディエ・デシャン監督はムバッペが「膝蓋骨腱に問題を抱えている」ことを明かし、大事を取って起用しなかったと述べた。

「キリアンは昨日(月曜)のトレーニング後に膝蓋骨腱に問題を抱えていた。深刻ではないが、彼を悩ませ、リスクも伴う問題だ。だから、先発が難しいなら、(途中からも)投入するつもりはなかった」

なお、PSGは代表ウイーク終了後、週末16日にリーグ・アン第5節ニース戦を戦い、19日にはチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ開幕節のドルトムント戦が控えている。

指揮官の言葉通り、ムバッペのヒザには大きな問題がないことを願うばかりだ。

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