宮城県のガソリン価格13週ぶりに値下がり 政府の補助金が要因か

宮城県のガソリン価格はレギュラーが182円、ハイオクが193.2円といずれも先週に比べ2円ほど安くなり、13週ぶりの値下がりとなりました。ガソリン高騰を受けた政府の補助制度の拡充が要因とみられます。

資源エネルギー庁によりますと、11日時点の宮城県のガソリンの平均小売価格は、レギュラーが先週より2円安い182円、ハイオクは2.1円安い193.2円でした。

先週までの12週間で20円ほど値上がりしていて、レギュラーハイオクとも13週ぶりの値下がりとなりました。

政府は、ガソリン価格高騰を受け7日から補助金の新制度を始めました。168円から185円の場合は補助率30パーセント、185円を超えた部分は全額を補助し、10月5日から年末は補助率を更に引き上げます。 石油情報センターでは、補助金の拡充が値下がりの大きな要因と分析していて、制度の効果で10月には175円ほどまで下がると予測しています。

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