愛媛県松山市内の私立高校で体育祭が開催され、生徒達が競技や応援を通して青春の1ページを刻みました。
「酷暑」とも言われるこの夏の暑さの中、熱中症対策としてある変化も見られるようです。
全校生徒およそ720人が4つのチームに分かれて優勝を争った、松山学院高校の体育祭。
その会場はグラウンド…ではなく、県武道館です。
以前はグラウンドで実施していましたが、暑さにより例年多くの体調不良者が出ていたため、去年から屋内での開催に切り替えました。
また、今年から新型コロナの影響で長らくできていなかった声出し応援が解禁。多くの生徒たちは4年ぶりにマスクを外して仲間たちに大きな声援を送ります。
(女子生徒)
「今までずっとマスクを着けていたので(外すのは)はずかしいけど、せっかくなので外してできるので、いい思い出になると思う」
体育祭名物競技の1つが「増殖リレー」。半周ごとに走者が1人ずつ増えていき、最終的に5人が連なってゴールを目指します。
(男子生徒)
「楽しかったです」
「練習では上手くいってたんですけど、本番で全然ダメで…」
一方、観客席には子どもたちの活躍を一目見ようという保護者達がズラリ。今年は、保護者の入場制限も無くなりました。
(保護者の女性)
「楽しそうにやっているところを生で見ることができて、楽しいですこっちも」
午前中、最も白熱したのは「部活動対抗リレー」。それぞれの部が活動で使う道具をバトンとして繋ぎ、プライドをかけて全力で駆け抜けました。
4年ぶりの制限のない体育祭。生徒たちは仲間とともに全力で青春を謳歌していました。
「全力青春!マツガク最高!うぉ~」