ソールオリエンスは大丈夫!? ①人気馬の勝率は22.2%と意外にも低い菊花賞トライアルGⅡ【セントライト記念】競馬初心者講座講師:長谷川雄啓の過去9年データ分析!

セントライト記念(月曜・中山)

3歳馬による菊花賞TR。芝2200m戦、GⅡ。

上位3着までの馬に、優先出走権が与えられます。

新潟で行われた14年を除く、データは過去9回です。

1番人気は〔240〕、2番人気は〔122〕、3番人気は〔203〕。

6番人気以下〔223〕、2ケタ人気馬〔001〕。

馬連3ケタ4回に、万馬券2本。

近7年は、1または2番人気が連に絡んでいます。

ステップレースを見ていきましょう。

ダービーから〔453〕。人気、着順は不問です。

ホープフルSから〔001〕。2着馬。

青葉賞から〔001〕。7着馬。

ラジオNIKKEI賞から〔211〕。勝ち馬2頭に、1番人気6着と5番人気12着馬。

OPのプリンシパルSから〔001〕。勝ち馬。

2勝クラスから〔130〕。勝ち馬2頭に、3着と4着の馬。

1勝クラスから〔202〕。3番人気までで勝ち上がった馬です。

連対18頭中、16頭に芝2000m以上での勝ちがありました。

残り2頭のうち、1頭には芝1800mの重賞勝ちがあり(15年2着ミュゼエイリアン)、もう1頭には芝1800m2勝+中山芝2200mに出走歴がありました(13年優勝ユールシンギング)。

勝ち馬9頭で見ると、重賞勝ちは5頭。残る4頭中、3頭に中山芝2200mへの出走歴があり、1頭には芝2000mでの2勝がありました。

キャリアは不問です。

12頭を馬券圏内に送り出しているダービー組ですが、このうち10頭が皐月賞とダービーの両方走っていた馬。

現在、8年連続で皐月賞またはダービーに出走した馬が連対しています。

中心はクラシック出走馬と覚えておいて下さい。

※〔 〕の中は、1着、2着、3着の回数です。

【初出】
長谷川雄啓ブログ『馬とおしゃべりと音楽と映画』

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