2022年、大麻所持などで検挙された人の数が、千葉県内では統計を取り始めて以来過去最多となっていたことがわかりました。
県警によりますと、2022年1年間に大麻所持などで検挙された人の数は216人でした。
この数は前の年より30人ほど増え、統計を取り始めてから最多となりました。
年齢別で見ると7割を超える人が30歳未満で、そのうちの約2割の37人は、14歳から19歳の少年でした。
また、2023年1月から6月までに大麻所持などで検挙された人の数は140人で、前の年の同じ時期と比べ大幅な増加傾向にあります。
県警は「大麻の危険性の認識が低いことが若者の検挙者数の増加につながっている。児童・生徒への薬物乱用防止教室など根絶に向けた取組みを実施していく」と話しています。