神木隆之介・浜辺美波から趣里にバトンタッチ、朝ドラ主演交代

9月29日に最終回を迎える連続テレビ小説『らんまん』(NHK朝ドラ)。10月2日からスタートする『ブギウギ』へのバトンタッチセレモニーが、9月13日に「NHK大阪放送局」(大阪市中央区)にておこなわれた。

『ブギウギ』主演の趣里(左)、『らんまん』の神木隆之介、浜辺美波(9月13日・NHK大阪放送局)

土佐生まれの槙野万太郎が高名な植物学者へと成長し、激動の時代を生き抜く姿を描いた『らんまん』と、「東京ブギウギ」で有名な笠置シヅ子をモデルにした、大スターの人生を描く『ブギウギ』。式には万太郎役の神木隆之介と妻・寿恵子役の浜辺美波、そして『ブギウギ』のヒロイン・花田鈴子(福来スズ子)役の趣里が出席した。

恒例のプレゼント交換では、神木・浜辺が高知の間伐材を使ったホワイトボード、特産品の雨よけみかん、作中にも登場した四つ葉のクローバー、クローバーを自作できるキットを、趣里が主人公・鈴子の実家が銭湯ということにちなみ、特製の木桶を贈り合った。

交換時、神木が「今、一番大変な時期ですよね。本当に、休めるときにはちゃんと休んでください」といたわりの声をかける一幕も。

『らんまん』の神木隆之介、浜辺美波からバトンを受け取る『ブギウギ』主演の趣里(左)(9月13日・NHK大阪放送局)

いよいよ『らんまん』の最終回が迫り、神木は「終わりが近づくにつれ、最後までみなさんに届けられるような作品であってほしいし、みなさんのなかに残る作品になればいいな、という気持ちが強くなっています」と話し、浜辺は「みなさまに『寂しい』と思ってもらえるような物語になっていけばいいなと思っています」とコメント。

趣里は「なんといっても舞台のシーンがたくさん出てくるので、朝の元気になるような出来になっていると思います。一緒に『ズキズキワクワク』していただけたらうれしいです!」と笑顔を見せた。

取材・文/つちだ四郎

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