谷原章介「誰がどう責任取るべきなんですかね」まさかの問いにスタジオ唖然!?ネットでも物議

毎週月〜金曜日の朝8時から放送されている「めざまし8」(フジテレビ系)。

9月12日の放送では、滋賀県高島市の補助金未返還問題を取り上げ、司会の谷原章介さんのコメントに注目が集まりました。

(画像:時事)

■谷原章介、滋賀県の補助金未返還問題でコメンテーターを困らせてしまう?

番組では、滋賀県高島市内で、町おこしのの目的でいちご栽培施設建設を計画していた会社「風車」(同市新旭町)に同市が「概算払い」として先に支出した補助金3億7300万円が未返還となっている問題を紹介。

事の発端は、2022年3月、国の「農産物等輸出拡大施設整備事業」として同社への7億4900万円の補助金交付が決定したこと。

高島市は同社の請求に応じて同年6月、3億7300万円を概算払いしたものの、工事が期限の今年3月末までに完了しなかったため、滋賀県が4月に補助金交付決定を取り消していました。

その後、高島市が5月末を期限とする返還命令書などを発送したものの、未だに返還されていないといいます。

■フジテレビ解説委員「(日本は)はっきり貧乏になりつつある」

高島市が立て替えた3億7千万円もの補助金が返還されていないことについて、同市の福井正明市長は会見で「地方自治法に基づき、そして補助金の交付規則に基づき、そして必要な書類を審査し、この度の概算払いを執行した」「私としては、瑕疵はないもの(と認識している)」とコメント。

一方、番組ではいちご栽培施設建設事業者の代表にコンタクトを取り、補助金を返す意思はあるか取材。

すると、代表は「返す意思は市にも伝えていて、返済方法は今協議をしている」と回答していました。

この問題について、スタジオのコメンテーターでフジテレビ解説委員の風間晋さんは「国も地方も、そんなに大雑把に税金使えるような状況じゃなくなってるぞ日本はもうっていう」「はっきり貧乏になりつつあるんだから、今こそそういう考え方、一昔前の考え方や行動っていうのを改めなきゃいけないタイミングだと思います」と主張します。

■プールの水道出しっぱなしを引き合いに出し、想定外の問いにスタジオ唖然「誰なんですかねー…」

風間さんのコメントを受け、谷原さんは「学校の教諭が水道出しっぱなしで、プールの水でかなり大きな損害を自分で払ったっていう例が最近あったじゃないですか」と切り出します。

谷原さんが言ったのは、教諭のミスで学校のプールに水が流れ続け、その損害を教諭自身が賠償したケース。

もっとも、プールの水が出しっぱなしという問題は全国で複数起きており、教諭に損害賠償したケースもあれば、賠償請求されなかったケースもあります。

谷原さんは続けて「そういった意味で、今回のこの税金戻ってこない場合っていうのは、誰がどう責任取るべきなんですかね」と質問。

谷原さんのこうしたコメントは風間さんも想定していなかったのか「誰なんですかねー…」と迷いつつ「ここはもちろん事業者からできるだけ取らなきゃいけないっていうのはまぁ、そういうことになるとは思うんですけどね」とまとめました。

ネット上では「いちご補助金で学校のプール水教師に請求問題をかける谷原さん凄いね。本当に誰が責任取るんだろうね」「いちご農園に3億7000万円の補助金が返ってこない。風間さんのおっしゃる通り、行政は緻密な調査、心構えが必要に思われます」との声が上がっています。

もっとも、谷原さんのコメントに対しては、プールの損害賠償請求に関しては教諭が賠償していないケースもあることから「やっぱ損害賠償請求は撤廃されてる。谷原さん情報番組のMCしてるのにニュースに疎いのよね…」との声も上がりました。

【番組情報】
めざまし8
https://www.fujitv.co.jp/mezamashi8/

(文:二木もなか/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)

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