ベトナムの国有労働者海外派遣会社が日本市場に期待

ベトナムの交通運輸省管轄の国有の労働者海外派遣企業、TRAENCO株式会社の幹部がこのほど来日し、東京や大阪などでベトナムの労働者派遣を推進する説明を行った。来日したのは同社の両副社長、グエン・ティ・ホン・チュエン氏とグエン・ヴァン・トゥアン氏。

海外派遣人材の4割は日本

同社は1998年以来、労働力の海外派遣や外国語、スキルアップ研修などの分野で事業展開しており、毎年平均2000人以上の労働者を日本をはじめ、台湾、韓国、ヨーロッパ、中東諸国に送り出しているという。そのなかでも日本は派遣市場の40%を占める有望な派遣先であることから、今回の来日となった。

活気あふれるホーチミン市街## 勤勉でまじめなベトナム人、日本語教育も充実

現在、ベトナムでは首都のハノイやホーチミン市では、大学卒の月収が5万円程度となっているが、地方ではまだ、この水準に達しておらず、日本などで力を発揮したいという若者が多数いるという。

© 株式会社ツーリンクス